「アンメット ある脳外科医の日記」第3話 2024

〔2024年/日本/カンテレ/MMJ〕




■第3話　忘れられた婚約

ミヤビの記憶障害は治る可能性があると
示唆したうえに、自分たちは婚約していたと
驚きの過去を明かした三瓶。

あまりに突然の告白に激しく動揺したミヤビは、
その言葉を日記に残すかどうか迷う。
さらに、星前から三瓶が持っていたという
ミヤビと三瓶のツーショット写真を見せられ、
ますます混乱する。

そんななか、病院スタッフの間で津幡が
大迫の元を訪ねたという噂が流れる。

津幡はミヤビを手術に参加させるべきではないと
直談判したらしい。すると、看護師たちの間で、
安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する
津幡に反発する声があがり、星前もさすがに
越権行為だと藤堂に抗議。

しかし藤堂によれば、津幡が患者の安全に
固執するのにはある理由があるという…。

いやぁ～、夜いきなり呼び出されて、
「ボクとミヤビ先生は婚約していました」

なんて言われたら、やはり拒否反応起こすよな！
自然の成り行きだ。それがマトモ。

まぁ、しかしそれも「相手による」
ワシが長澤まさみさんからいきなり、
「ウチとアンタは婚約しとったんよ。
　イヤイヤイヤ、な～んもムズカシイ事言うてへんよ」
などと、きっちゃてんで告げられたら、
二つ返事で「そうだとおもってました！、
今、思い出しました！」と返答するに違いない。

でも、婚約してました・・・とぬかすのが、

これではねぇ・・・。ウソだろ？としか・・・。


今回扱ったテーマは非常に重いもの。
医療事故だった。

あの時の失敗を踏まえて、我々は今、こんなに
しっかりやってますよ！あなたの犠牲は無駄では
ありませんでした！的に美談にまとめられているが、
このタマタマの事故に自分や、自分の家族が遭って
しまったら、あなたは許せるだろうか。

こんな「美談」にしてしまっていいのだろうか。
綺麗ごとにしておかないと話が進まないのだけれど。




■番組出演　杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、
　山谷花純、尾崎匠海、INI、中村里帆、安井順平、野呂佳代、
　千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新、
　風間俊介、中村映里子、島村龍乃、介湊さやか、
　イワゴウサトシ、沢田優乃、渡部遼介、佐藤誠、倉金春、
　ふたむら幸則さんほか。




評価　★★☆☆☆

「９ボーダー」第2話 2024

〔2024年/日本/TBSスパークル〕




■第2話　動き出す29歳の恋!不思議な彼の秘密…

「俺のこと、好きになっていいよ」と言われて以来、
コウタロウのことが気になる七苗。

そんな中、記憶を失っているコウタロウに
突如過去の記憶の断片が舞い降りてくる。
その内容に動揺するコウタロウのため、
身元を明らかにするべく七苗が動き出す。

一方、夫・邦夫から離婚を切り出されるも
受け入れられない六月。
そこに、痺れを切らした邦夫が職場を訪ねてきた。
松嶋は六月を心配して…。

立花祐輔からプロポーズの返事を急かされ悩む
八海は、訪れた占いの館で“あるアドバイス”を受ける。
すると、立花が結婚の挨拶に大庭家を訪れ、
陽太が立ち会うことになり…。




今回の収穫は怪しげでジェンダーな占い師を演じたのが
声優の緒方恵美さんだった。それだけ。
どんな繋がりで顔出し出演されたのだろう？

見ておいて文句を書きなぐるのもなんだが・・・、
イラつくドラマである。
記憶喪失男の過去探しに昼間っから、商店街で
聞き込み開始！どんだけ皆さんヒマなのか。

正直、姉と一番下の妹パートだけで、思いっきり
コメディ寄りに振ったほうがおもしろいと思う。

川口春奈パート全部いらない。


「…オレのこと…好きになってもいいよ」

とか、会って間もない女に向かって
名前呼び捨てとか、このツラだから許されるんだよな！
ワシがやったら躊躇する事なく通報するだろう？
川口春奈は！

間違ってもこんな表情しないだろう？
そもそも、夜の公園で2人きりにならないだろう？

ましてや「恋人つなぎ」なんか指が腐っても
する事はないだろうよ！

もう見ていてイライラする。
余りにも浮世離れし過ぎた展開に！

世の85％の男性がこのようなシッチュエィションと
縁のないまま人生を終えると思われるが、このドラマ、
一体、どんな層が支持してご覧になっているのかしら？

まさか、その85％のうちの12％ぐらいが、
「勉強になるなぁ～」なんて妄想しながら見てるのかしら？

やめとけ。本気にするなよ、警察の仕事が増えるだけだ。






■番組出演　川口春奈、木南晴夏、畑芽育、木戸大聖、
　井之脇海、山中聡、伊藤俊介、オズワルド、内田慈、
　岩谷健司、箭内夢菜、塩野瑛久、兵頭功海、奥村佳恵、
　矢崎広、高嶋菜七、三河悠冴、YOU、緒方恵美、
　松下洸平さんほか。




評価　★★☆☆☆

「Believe－君にかける橋－」第2話 2024

〔2024年/日本/アズバーズ〕




■第2話　決意の脱獄計画…全ては妻の為に

会社を守るため。社長に懇願されるがまま、
「龍神大橋」建設現場崩落事故の“真の原因”を
隠ぺいして全責任を被り、実刑判決を受けて
しまった狩山陸。

しかし、妻・玲子ががんを患い、出所する頃には
帰らぬ人となっているかもしれないと知った彼は
一念発起。弁護士・秋澤に再審の相談を持ちかける。

鍵となるのは、狩山が信頼する部下・南雲に
託していた“決定的な証拠”だ。しかし、南雲は
「何も話すことはない」と告げたのを最後に、
秋澤からの電話連絡をことごとく無視。
再審への道のりは険しさを極めていく。

そんな南雲の様子を婚約者・絵里菜も不審に感じる。

一方、狩山のことを執拗に調べ続ける
警視庁捜査一課の刑事・黒木は、玲子に接触。
さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の
刑務官・林のもとにも訪れ…。




腐っても高視聴率男・キムタコの新ドラマだ。
おもしろくない訳がない。
意地でもおもしろくさせようとスタッフ一同、
張り切っております！

だが、第2話にしてもうなんか破綻が…。

まず、キムさんが目指している刑務所からの脱獄は
「全ては妻のために」・・・ではないだろう？

妻は私のために脱獄して会いに来て、アイニージュー！
とか言ってないだろう？

先週、面会の際に離婚届突きつけられて、
なにかのついでのように、
「それからアタシ、ガンなんで」と告げられたから、
急に「オレ…ぶっちゃけ、仕事よりも妻のほうが
大事なんじゃね？」と気づきはじめたんだろ？

キムは妻の迷惑かえりみず何の相談もしないまま、
会社の泥をかぶって、あげく実刑をくらったマヌケ
だろう？

それを「妻のために脱走する！」ってなんだよ？

それでもまだ、刑務所内でつぶやいてんの。
「…あぁ～、コンクリの匂いがかぎてぇ～」

妻に会うのは二の次、やはり仕事ジャンキーなんだよ。

天海祐希さんのエセ関西弁も
気持ち悪いでんねんまんねん。ドラマの展開に関西弁は
必要ないんとちゃいまっかでっか？そうでっか？だす。




■番組出演　木村拓哉、山本舞香、一ノ瀬颯、小日向文世、
　斎藤工、岩谷健司、尾花かんじ、上川隆也、濱田龍臣、
　一ノ瀬ワタル、持田将史、小野武彦、尾上寛之、生津徹、
　鬼塚俊秀、谷口翔太、小松健太、榎木薗郁也、小川智弘、
　鈴木紀進、佐藤太助、天海祐希、市川知宏、さかたりさ、
　澤井梨丘、近藤公園、彩輝なお、片山友希、山崎潤、
　北大路欣也、賀来千香子、竹内涼真、堀丞、中込博樹、
　中脇樹人、松本実、仙波恵理さんほか。




評価　★★☆☆☆

「肝臓を奪われた妻」第5話 2024

〔2024年/日本/オフィスクレッシェンド〕




■第5話　話題沸騰！極悪義母に復讐のタンゴ！

優香の復讐が光星に見透かされ、焦る優香。
小栗の告白と復讐の狭間で優香の心は揺れてしまう。
そんな折、井川がある報告をしに優香の元を訪れる。




浮気相手が小生意気なんで、ちょっとキツクあたったら、

「いいかげんにしろよ！ババァ！」

「好きな人が出来たんだよ！
　キタヤマユウカさんだよ！」

まぁ・・・口の軽い男・・・。

「…優香…！！」


いいひとに見せかけてるけど、
あの花屋のおばたん・・・どうもクサイ。

ある日、優香が最近「モテ期じゃね？♪」と
ルンルンで出勤すると・・・。

花屋のおばたん「ダメェ！来ちゃダメェ！」


店の入り口には・・・、


あぁ、元旦那の現妻で浮気しまくり女の
イヤガラセか…。


「…ひどい…！ひどすぎる…！！」

とか、言いながらあまりのショックに胸を抑えて、
倒れ込むパホーマンスを見せるが…。

自分の店にこんなイタズラされてるのに、
ビラ一枚もはがそうともせず、
ヤジ馬と一緒に見物しながら、優香が出勤するのを
待ってるんだぜ？！で、優香が到着後、倒れ込む。

普通じゃないだろう？

本当に無関係でいいひとなら、まず優香が来る前に
なんとかしなくちゃ！だろう？
で、その現場に優香が来てしまう・・・だろう？

この花屋のおばたん、最終回前にその正体が
明らかになるんじゃね？あまりにも怪し過ぎる・・・。


今回も本筋には大した動きはなし。

で、番組終わりにお知らせが。

「優香と黒田」のオリジナル配信ドラマがスタート！

おかしいやろ？！
ここ重要なエピソードやろ？
本編を毎回見てくれているお客さんに対して、
キチンと説明しておくべき部分だろうよ？

なぜ本編に組み込まない？
サイドストーリー扱いにする？
実に不親切な構成である。



■番組出演　伊原六花、戸塚純貴、加藤千尋、水崎綾女、
　田村健太郎、近江晃成、宮地雅子、山下裕子、櫻井淳子、
　猫背椿、桐山漣、飯田基祐、夏生大湖、塚尾杏樹、
　原田龍二さんほか。




評価　★★☆☆☆

「アンチヒーロー」第3話 2024

〔2024年/日本/TBSテレビ〕




■Episode 3 -過去-

明墨が弁護するのは、政治家の息子の暴力事件。
担当検事は緑川歩佳。
権力への忖度、司法の膿を“アンチな弁護士”
明墨が斬る！この男の真の目的は一体…？





回を増すごとに悪徳弁護士に見えた明墨が、
どんどん「いいひと」化している。
今回も若手弁護士を育てるためか、ワザワザ、
細工をしてまでニセの証拠映像を作成し、
若手の思い込みと若さゆえの暴走を気付かせる。
本当にいいひと。そりゃあ、鈴木京香も惚れるよ！

そして気になるのが、この番組とフジパンが
コラボして放送期間中、菓子パンの販売を行って
いると以前、書きましたが・・・、

このステマっぷり！

ちゃんと「フジパン」と読み取れるように
しっかり映してるよ！

あぁ・・・ここまでされると買う気が失せるぜ…。




■番組出演　長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、
　林泰文、山下幸輝、近藤華、一ノ瀬ワタル、馬渕英里何、
　馬場徹、井上肇、山本浩司、須田邦裕、吉永秀平、
　前原瑞樹、北尾いくと、相田雄一郎、中井和哉、
　平田広明、緒形直人、岩田剛典、細田善彦、木村佳乃、
　野村萬斎、田島亮、山崎銀之丞、渡辺邦斗、宮尾俊太郎、
　水野勝、小栗基裕、小松利昌、江藤愛さんほか。




評価　★★☆☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第3話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第3話　アカの他人帰れ！

小百合が１８０万円の仏壇を勝手に買い込んできた。
父親の葬式も四十九日も実家に来なかった繭子の、
大人の常識に欠けている部分を改善していくと
大はりきりだが、繭子にとってはえらい迷惑。

一方、小田切は恵から繭子と阿久津編集長が、
昔、男と女の関係だったと聞かされ悩んだあげく、
阿久津に合うがそこは切り出せない。

そしてある夜、小田切は恵に迫られ…！




どう考えても村田雄浩がこんなモテキャラは
納得がいかない！本作がドラマデビューとなる、
高橋克典は電車内痴漢まがいの役割なのに！

さて、本日ピン子の暴走は180万円仏壇の無断購入
だけかと思いきや・・・。

バス車内で騒ぐ見知らぬ子どもにいきなりビンタ！

もうこれで3話連続暴力で相手を黙らせる暴挙！
いやぁ～令和の時代、コンプラ的にどうなんだ？
もうピン子の存在自体がコンプライアンスに激しく
抵触してしまっている・・・だから、あんまり
テレビに出ていないのか！





■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、田中寧、滝沢涼子、久保晶、朴悠、
　勝光徳、大森暁美、伊藤正博、寺田千夏、宇田川綾子、
　横堀悦夫さんほか。




評価　★★★☆☆

「Believe－君にかける橋－」第1話 2024

〔2024年/日本/アズバーズ〕




■第1話　生きるため、俺は誰を信じるのか

橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の
土木設計部長・狩山陸は、東京都が心血を注ぐ
一大プロジェクトに従事。多くの人の夢を乗せた
「龍神大橋」を完成させるため、数年にわたる
奮闘の日々を送ってきた。

ところがある日、龍神大橋の建設現場で、
大人数を巻き込む事故が発生してしまう。

万全の注意を払って橋を設計した狩山が
言葉を失う中、事態はさらに予期せぬ方向へと
舵を切り始める。




どこに出ても、なにを演ってもキムタクと揶揄される
事の多いインスタ芸人木村拓哉さんが次に挑戦するのは、
なんと「受刑者」（！）

所属プロダクションが傾くと役柄も地に向かって
堕ちていくのか…次はもう天王寺の駅でダンボール敷いて
転がるホームレスしかないじゃないかと内心心配して
いたが、どっこい！これがおもしろかった！

多分に大迫力に進化したＣＧ技術による橋の陥落場面、
周りを囲む芸達者な役者の起用によるところが大きい
のかも知れないが、キムタクはキムタクのまま、
座長として光輝いている。いや、正しくは輝かせて
もらっている。

劇中、いきなり発情したように脱走を試みる場面が
ある。看守たちを次々になぎ倒し、一目散にドアに
走り寄る。しかしドアには鍵が・・・。

「鍵を…鍵を開けてくださぁ～い！！」

あたりまえである。

脱走できる見込みがあって、走り出したのでは
なかった！ただ、キムタクのすばらしいアクションと
キム卓越した身体能力をここらへんで視聴者に
見せておこうとした、アッピールなのだろう。

「あしたのジョー」における豚にまたがった
トンズラ大脱走のほうが、まだ計画性がある。

意外にも「次が見たい」と思わされてしまった。
この勝負、キムタクの勝ち。




■番組出演　木村拓哉、山本舞香、一ノ瀬颯、小日向文世、
　斎藤工、岩谷健司、尾花かんじ、上川隆也、濱田龍臣、
　一ノ瀬ワタル、持田将史、小野武彦、尾上寛之、生津徹、
　鬼塚俊秀、谷口翔太、小松健太、榎木薗郁也、小川智弘、
　鈴木紀進、佐藤太助、天海祐希、市川知宏、さかたりさ、
　澤井梨丘、近藤公園、彩輝なお、片山友希、山崎潤、
　北大路欣也、賀来千香子、竹内涼真、堀丞、中込博樹、
　中脇樹人、松本実、仙波恵理さんほか。




評価　★★★☆☆

「アンメット ある脳外科医の日記」第2話 2024

〔2024年/日本/カンテレ/MMJ〕




■第2話　左の感覚失った少年…日記にはない秘密

三瓶の助手として、記憶障害のミヤビが手術に
参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの
主治医である大迫は院長の藤堂に猛抗議。

そんななか、サッカー強豪校でエースの亮介が
試合中に倒れ運ばれてくる。検査の結果、
亮介には身体の左側の感覚を全て失う
“左半側無視”という後遺症があると判明。

まっすぐ歩くこともままならない亮介だが、
それでも全国大会出場を目指し懸命にリハビリに励む。
ミヤビはそんな亮介に寄り添うが、やがて
“つらい現実”を亮介に伝えなければならなくなる…。




冒頭、先週無許可でミヤビに手術をさせた事を
叱責する井浦新先生。・・・当然だよな・・・と、
思っていたら、なにかあればミヤビが医者で
いられなくなるかも知れないんだぞ！と。

・・・えぇっ・・・自分らの保守ばっかりかよ・・・。
患者の立場はどうなるんだよ？
脳に障害のある先生に自分の手術をしてもらいたがる
患者がはたしてどのぐらいいるのか・・・。


しかし・・・目につくのが、この・・・

若葉竜也という役者。

これが演技だとしたら大したもんだよ。
小汚いうえに愛想なし、不潔極まりない。
すごい演技力だな・・・と思っていたら、
どうやら「地」らしい。

番組開始前に所謂プロモーションというヤツで、
フジテレビ系の情報番組やバラエティーに
顔を出していたが、終始不機嫌なツラがまえで、
そんなにイヤなら出てくんなよ！という印象。

なんでも幼い頃から大衆演劇の一家で、チビ玉と
呼ばれてチヤリホヤリされてのほほんと暮らして
きたらしい。

やはり子役上がりは、えなりかずきさんのように、
ピンピンぴん子に可愛がられて鍛えられないとダメだ。

番組終了直前にこんな薄汚い男から、
夜遅くに呼び出され、

ボクと先生は婚約していました。


な～～～んて言われたら、
杉咲花でなくてもかなりのショックを受けるわ！
もう死んだ方がマシかなと思えるレベル。

いや、待てよ。
この手法・・・使えるな。
もしも泉里香さんが記憶喪失になったり、脳に障害を
負ったりしたら真っ先に知らせてほしい。
すぐに飛んで行って、
「ボクと里香さんは婚約していました」と告げるから。

今回サッカー少年の話がメインだったハズだが、
あまりにチビ玉が小汚すぎて記憶に残らず！




■番組出演　杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、
　山谷花純、尾崎匠海、INI、中村里帆、安井順平、野呂佳代、
　千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新、
　風間俊介、中村映里子、島村龍乃介さんほか。




評価　★★☆☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第2話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第2話「その結婚待った！」

売れっ子の少女漫画家・繭子は担当の編集者、
小田切のマンションを訪ね結婚を迫る。
小田切にとっては突然の事で頭の中がまとまらない。

しかも繭子はすぐにでも同居をするつもりでいる。
義母の小百合は、早速編集部へ小田切を訪ねる。
結婚式の日取りなどどうなっているのか、
というのだが、小田切にとっては正に寝耳に水の話。



いよいよピン子の本領発揮。
前回、しのぶをひっぱたいたのに続き、
今回は出会いがしらに村田雄浩にビンタ！
こんな暴力的なキャラクターがホームドラマに
かつて存在したであろうか。

きっと、えなりかずき氏にも理不尽な
「演技指導」を繰り返していたんだろうなぁ・・・。
「アンタ！子どものクセにおにぎりみたいな
頭してんじゃないよ！」
「アンタ！子どものクセに老けすぎなんだよ！」
とか。昭和～平成だから、当然手も出してただろうな。

ピン子は「かわいがってた」つもりだろうけれど。

それにしても村田雄浩がこれほどまでの
モテキャラというのが納得できない・・・。

「…来ちゃった…」

これって、昔ひょうきん族で明石家さんまさんと
反社のやってたコントだわな・・・。




■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、田中寧、滝沢涼子、久保晶さんほか。




評価　★★★☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第1話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第1話「ママ母登場」

かつて一世を風靡した人気少女漫画家、
くればやし繭子。近年は往時の勢いはなく
落ち目気味。そんな繭子のもとへアシスタント
としてやってきたのは、漫画家を目指し出版社に
原稿の持ち込みを繰り返していた野中里子。

繭子がホームパーティーを開催している所に
突如現れた喪服の女の正体は・・・？！




1994年（平成6年）のテレビドラマが令和の時代に
いきなり、東京MXテレビで早朝再放送。
多分、同じテレパック制作の「ありがとう」の権利
購入時に押し売られたのではなかろうか。

しかし再放送、ソフト化もされていない作品のため、
録画をお願い（強制）する。早朝放送なので、
なんらかの事件事故で録画失敗をしないように、
リアルタイムで起きて録画するようにお願い（強制）
タイマー録画は厳禁とした。

中盤まで普通のライトコメディーとして展開されており、
泉ピン子さんの入るスキがないではないか、
これで充分じゃないか・・・と思っていたら、
突然、パーティーに乗り込んで来た喪服の女こそ、
泉ピン子！！位牌と遺骨持参！いきなりしのぶにビンタ！

やはりホームドラマには泉ピン子は最終兵器として、
必要不可欠であった・・・。恐るべし・・・。


そんなピン子に対抗すべく全力ハイテンションな
しのぶ！全編に渡り、手の付けられないキチガイ芝居！


番組冒頭、暗闇の中、顔もほぼ映らず関西弁で
がなり立てるガラの悪い女・・・彼女こそが、
今や関西では押しも押されもしない重鎮となった
ハイヒール・モモコさんである。

現在のチキチキジョニーさんあたりのポジション
だったろうか・・・。

次回予告も余さず放送。
「次週」という部分も無修正なのがエライ！




■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、ハイヒール・モモコさんほか。




評価　★★★☆☆