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「からかい上手の高木さん」第1話 2024 [テレビドラマ令和]

からかい上手の高木さん.jpg
〔2024年/日本/ファインエンターテイメント〕




とある島の中学校。
隣の席の女の子・高木さんに、何かとからかわれる
男の子・西片。今日こそは高木さんをからかい
返してやると奮闘するも、高木さんはいつも西片の
上をいくからかい上手だった。

ある日、高木さんをからかい返そうと筆箱を
びっくり箱に改造する西片だが、高木さんに
見透かされ、逆にからかわれてしまうのだった。

次こそはと悔しがる西片に消しゴムを
貸して欲しいとお願いする高木さん。

すると、高木さんは“消しゴムに好きな人の名前を
書いて使い切ると両想いになれる”という、
小学生の頃に流行ったおまじないの話を持ち出す。

子どもっぽいと相手にしない西片だったが、
消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする
高木さんの反応に焦り「返してほしい」と懇願。
ようやく消しゴムを取り返し、確認する西片だったが。




なにコレ!高木さんめちゃめちゃカワイイじゃん!
今、からかわれたいナンバーワンじゃん!

漫画、アニメと存在するのは知っていたが、
ドラマにまで・・・!と思ったら、な~んだ、
5月公開予定の劇場作品のタイアップか・・・。

それにしても高木さんのこの殺人的なカワイサよ!
精神は現在のままで、状況と肉体だけ、この頃に
戻りたいな!切実にそう願うな!

そう言えば、先日新聞報道にありましたが、
山中教授のIPS細胞の応用で人間の細胞を時計の針を
逆回しするように若返らせることが可能になった!…、
らしい。すでに実用段階に入ったとの事。

実年齢90歳でも肌ツヤ20歳が実現するらしい。

しかし、一般庶民が使えるようになるのは、
200年後ぐらいじゃね?まずは上級国民からだろ?





■番組出演 月島琉衣、黒川想矢、森永怜杏、川尻拓弥、
 早瀬憩、永原諒人、市村優汰、水野哲志、芹沢凜、
 桔河芽りさ、吉沢凛音、山城琉飛、永井ちひろ、
 江口洋介さんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(19) 

「ソロ活女子のススメ4」第1話 2024 [テレビドラマ令和]

ソロ活女子のススメ4.jpg
〔2024年/日本/株式会社ライス〕




■第1話 「バースデーソロ活で希望を空に浮かべたらin台湾」

ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中の
五月女恵は、バースデーソロ活をするために
初の海外、台湾へ!

まずは王道に…人気観光地・十分で
ランタン飛ばしを体験。ランタンに書く願い事が
思い浮かばない恵に、店員さんが
言葉のプレゼントをしてくれて…!

次に向かった九フンでは、台湾茶を満喫。
茶房の店員さんに台湾茶や九フンの歴史について
教えてもらう。そして1日目ラストは念願の…。


 

すごいですね、2021年から地味に続いて、
もう4作目ですよ。

「それ、何情報?」

「ネットです」

「だろうね」

という事で、地味に人気があるのかね?
シーズン4第1話は台湾で海外ロケを敢行!
でも基本的にソロ活動の恵さんなので、
ロケをするにもキャストはひとりでよいので
ギャラが助かる。

でもエライよな。群れたがる人が多い、
ひとりじゃできない、
誰かと常に繋がっていないと不安…。

そんな人間が多い中、どんどんひとりで世界を
拡げていく。そんな中で知り合う人も多いが、
決して深入りしない。

横のつながりが出来てしまうと「ソロ活」が
出来なくなるもんな。

旅先ではひとりじゃないと出会えない人・・・と、
いうのもいる。今回も台湾で出会った日本語が
堪能なランタンの店員さんと出会えた。

大空高く舞い上がっていくランタンに願いを託す…。
そんな風習?遊び?があるのだな。はじめて知った。

一期一会。もう会う事はないかも知れない、けれど、
「またね」と笑顔で手を振る2人。

後半に出て来るきっちゃてんのお姉ちゃんも
流暢な日本語をご披露。
すごいな台湾語できなくても充分、その日の気分、
思い付きで台湾に行けそうな気がしてきた。

やはり人間、ひとりで動けないとダメだ。
ひとりでしか味わえない世界が必ずある。




■番組出演 江口のりこ、小林きな子、渋谷謙人、
 佐々木春香、大塚明夫、レジーナ・レイ、
 アンナ・リーさんほか。




評価 ★★★☆☆



nise!(18) 

「半沢直樹」第2話 2013 [テレビドラマ平成]

半沢直樹1.png
〔2013年/日本/オフィスクレッシェンド〕




半沢の勤める東京中央銀行は、西大阪スチールへの
融資で5億円の不良債権を抱え込むことになり、
半沢は自身の命運を賭けて融資金の回収に動く。

そんな中、残された資料から同社の倒産が
「計画倒産」であった疑いが浮上。
半沢は西大阪スチール倒産の影響で連鎖倒産を
余儀なくされた竹下金属の社長、竹下清彦に
協力を仰ぎ、苦労の末、ついに東田社長が
海外に所有している時価5千万円の別荘の存在を
突き止める。




逆転に次ぐ逆転!1時間が短く感じられる面白さ。
こりゃあヒットするわ!と納得の出来。
壇蜜さんの棒演技も気にならない。

番組自体に勢いがあると、ひとりやふたり、
妙な演技をしてようが、エセ関西弁であろうが、
そんな事は気にならない。

重箱の隅をつつきたくなる・・・というのは、
やはり作品の出来がよくなくて、のめりこめないから
見ている方も退屈で、しょうもない部分に目が行って
しまうのだろう。
本作も「それはないだろう?」という場面が
ちょくちょく・・・というかかなりあるのだが、
まったく気にならず。

それよりも先が見たい!という思いのほうが強い。




■番組出演 堺雅人、上戸彩、及川光博、香川照之、片岡愛之助、
 北大路欣也、笑福亭鶴瓶、石丸幹二、赤井英和、宇梶剛士、
 壇蜜、ラサール石井、志賀廣太郎、夏目三久、滝藤賢一、
 中島裕翔、宮川一朗太、モロ師岡、森田順平、緋田康人、
 石黒英雄、須田邦裕、田中美奈子、志垣太郎、山崎直子、
 りりィ、小須田康人、井上肇、菊田大輔、森山米次、永岡佑、
 岡あゆみ、宇田川さや香、中田優子、辻しのぶ、七海映子、
 中島凱斗、二宮慶多、大西利空、島邑みか、松本さやか、
 ふたむら幸則、今村均、ふるごおり雅浩、黒田浩史、福田真夕、
 柴崎 真人、群馬茂平、末次浩一、水季可奈、関塚廉世、
 石丸雅理、高橋弾、奥田こころ、梁瀬龍洋、岡田浩暉、
 大谷みつほ、吉永秀平、長谷川公彦、小林徹、安永稔、
 中島ひろ子、加藤虎ノ介、ダンカン、逢坂じゅん、氏家恵、
 松永博史、西沢仁太、吉沢梨絵、川島鈴遥、若林瑠海、岩田遥、
 上野蒼真、坂本真梨子、三浦浩一、吉田羊、小林勝也、
 末岡いずみ、野々山郁也、城野マサト、倍賞美津子、
 吉田鋼太郎、利重剛、前川泰之、川原和久、手塚とおる、
 駿河太郎、高橋洋、小林隆、松居直美、木下隆行、河野洋一郎、
 牧田哲也、竹財輝之助、近野成美、佐藤裕、望月章男、
 骨川道夫、岡山天音、畑俊樹、岩鬼安武、角野哲郎、
 小柳真由美、堀内充治、山田純大、相築あきこ、長沢大、
 大森裕子、茅島成美、小原雅人、奥田達士、深水元基、中山孟、
 兼原良太郎、佐藤まんごろう、大藤由佳さんほか。




評価 ★★★☆☆
nise!(18) 

「半沢直樹」第1話 2013 [テレビドラマ平成]

半沢直樹.jpg
〔2013年/日本/オフィスクレッシェンド〕




東京中央銀行大阪西支店・融資課長の半沢直樹は、
バブル経済末期に銀行に入行したいわゆる
「バブル入行組」。それから20年ほど経過した現在、
行内では業務の中心的役割を担う世代になっていた。

東京本店融資部に勤務する渡真利忍は、
半沢と同期入行組であり、入行以来の親しい仲。
頻繁に助言をし、半沢をフォローし続ける。

一方家庭では、妻の花が、文句を言いながらも
明るく実直な性格で夫を支える。

そんな半沢に、ある日突然支店長の浅野から
強引な指示が下り、西大阪スチールから
5億円の融資契約を取り付けることになった。
しかも、新規の融資先にも関わらず条件は「無担保」。

この融資によって営業目標を達成した大阪西支店は、
名誉ある最優良店舗賞を初受賞することになった。
しかし、一見優良企業に見えた西大阪スチールは
陰で莫大な負債を抱えており、それを隠すために
行っていた粉飾決算が発覚。

融資からたった3か月後、西大阪スチールは
あっけなく倒産した。この結果、東京中央銀行は
融資額5億円全額を騙し取られることになってしまった。




言わずと知れた大ヒット作「半沢直樹」
そう言えば、2作目は見ていたが1作目は真剣に
見たことないよなぁ・・・と手を付けてみる。

やはり当たるだけの事はある。開始後3分で
グイグイ画面に引きつけられる勢いがある。

それにしても、つい先月ぐらいの感覚なこのドラマ。
2013年の製作、放映という事に愕然とさせられる。
すでに11年も前の作品である。つまり約4,015日も
過去なのである・・・。

出演者にも鬼籍に入られた方、引退した方、
どこへ消えたか行方不明の方、本人の意思とは
関係なく表舞台に出られなくなった方、様々である。

東京と大阪を行き来する本作、今回見直してみて、
しょーもな・・・と思わされたのは・・・。
半沢直樹1.png
「タイタニック」=「炊いた肉」
半沢直樹1 - コピー.png
これはセットではなく実景である。
さすが関西!あっぱれである・・・が、
日本橋にあったこの店、すでにつぶれている様子。
しょーもな過ぎたのだろうなぁ・・・。




■番組出演 堺雅人、上戸彩、及川光博、香川照之、片岡愛之助、
 北大路欣也、笑福亭鶴瓶、石丸幹二、赤井英和、宇梶剛士、
 壇蜜、ラサール石井、志賀廣太郎、夏目三久、滝藤賢一、
 中島裕翔、宮川一朗太、モロ師岡、森田順平、緋田康人、
 石黒英雄、須田邦裕、田中美奈子、志垣太郎、山崎直子、
 りりィ、小須田康人、井上肇、菊田大輔、森山米次、永岡佑、
 岡あゆみ、宇田川さや香、中田優子、辻しのぶ、七海映子、
 中島凱斗、二宮慶多、大西利空、島邑みか、松本さやか、
 ふたむら幸則、今村均、ふるごおり雅浩、黒田浩史、福田真夕、
 柴崎 真人、群馬茂平、末次浩一、水季可奈、関塚廉世、
 石丸雅理、高橋弾、奥田こころ、梁瀬龍洋、岡田浩暉、
 大谷みつほ、吉永秀平、長谷川公彦、小林徹、安永稔、
 中島ひろ子、加藤虎ノ介、ダンカン、逢坂じゅん、氏家恵、
 松永博史、西沢仁太、吉沢梨絵、川島鈴遥、若林瑠海、岩田遥、
 上野蒼真、坂本真梨子、三浦浩一、吉田羊、小林勝也、
 末岡いずみ、野々山郁也、城野マサト、倍賞美津子、
 吉田鋼太郎、利重剛、前川泰之、川原和久、手塚とおる、
 駿河太郎、高橋洋、小林隆、松居直美、木下隆行、河野洋一郎、
 牧田哲也、竹財輝之助、近野成美、佐藤裕、望月章男、
 骨川道夫、岡山天音、畑俊樹、岩鬼安武、角野哲郎、
 小柳真由美、堀内充治、山田純大、相築あきこ、長沢大、
 大森裕子、茅島成美、小原雅人、奥田達士、深水元基、中山孟、
 兼原良太郎、佐藤まんごろう、大藤由佳さんほか。




評価 ★★★☆☆
nise!(23) 

「肝臓を奪われた妻」第2話 2024 [テレビドラマ令和]

肝臓を奪われた妻.png
〔2024年/日本/オフィスクレッシェンド〕



■第2話 「ワガママな義妹に制裁を下す!」

最初のターゲットは元夫・光星の妹・中村弘子。

兄・光星の威を借り、我がまま、やりたい放題の
弘子は、井川グループの御曹司、井川賢三を
強引なアプローチの末、口説き落とし、ついに
友人たちの前で婚約発表することを計画。
その日が迫ってきていた。

優香はそんな井川に狙いを定める。

ある夜、バーで一人、酒を飲んでいた井川。
そこへ鮮やかなドレスに身を包んだ優香が現れる。
美しいその佇まいに目を奪われる井川。
そんな井川に妖艶な微笑みを向ける優香。





主人公が絶望のドン底にいる時、救ってくれた
花屋の女主人、事情をすべて知っていて、
復讐するのを容認してる感じ。

それにしても・・・肝臓いっこを奪われた復讐にしては…。
相手の男を奪って、ウギャ~~!!と発狂させるだけ?
そんなカンタンなお仕事でいいんですか?!

もっと死に至るような徹底的な復讐を期待してるんです
けれど・・・。次回も同じパターンですか?

息子を花屋の女主人に面倒みさせて、夜のバーに
ドレスを着こんで男を罠にハメたり、手間暇お金を
かけてる割には復讐ごっこでちゅ…という印象が…。

今のところ名前負け…ならぬタイトル負けだな。




■番組出演 伊原六花、戸塚純貴、加藤千尋、水崎綾女、
 田村健太郎、近江晃成、宮地雅子、山下裕子、櫻井淳子、
 猫背椿、桐山漣、飯田基祐、夏生大湖、塚尾杏樹、
 原田龍二さんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(18) 

「おいハンサム!!2」第1話 2024 [テレビドラマ令和]

おいハンサム!!2.jpg
〔2024年/日本/東海テレビ/日本映画放送〕




■第1話「恋とゴハンと三姉妹 帰ってきた伊藤家」

家族の幸せのために疾走する強いパパ、
伊藤源太郎は首を寝違えてコルセット姿だが、
やはり心配なのは3人の娘たち。

急にモテなくなった長女・由香は近所の独特な
独身女性に自分の未来を重ね、不倫されて離婚した
次女・里香は不思議な男性と出会い強く魅かれ、
ゴールイン間近だったはずの三女・美香は
ストーカー女につきまとわれる優柔不断な
婚約者に「ムリかも」となっている。

母・千鶴はすべてを達観して見守り…
『恋』と『家族』と『ゴハン』の物語が再スタート!




「大人気に応えて待望の第二弾!」

との事。・・・確かに前作、悪くはなかったけれど、
続編ができて「待望」するほどだったか?・・・と、
思えば、劇場版が近々公開されるのだな。
その前宣伝として全8話のミニシリーズが放送される
のか・・・。

なんか、男に飢えている三姉妹だな・・・。
ここまで飢えていると恐怖を感じるレベル。

恐怖と言えば、ご近所に住む謎の変わり者、
高齢独身というのが出て来るのだが、それを・・・、
おい!ハンサム2.png
前番組「おっパン」そのまんまの富田靖子さんが演じる。

夜の吉田鋼太郎を門の外から眺めてニヤニヤしている
変人っぷりである・・・。

と思ったが、この番組に登場する人物、
すべてが変人だった。普通ではない。
なにをもってして「普通」というのかは、
個人の判断にゆだねるところではあるが・・・。




■番組出演 吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、
 MEGUMI、浜野謙太、太田莉菜、野波麻帆、藤田朋子、
 ふせえり、富田靖子、高橋克典、須藤蓮、光宗薫、
 久保田悠来、桐山漣、逢沢りな、瀬戸利樹、松田るか、 
 藤原竜也さんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(20) 

「じいさんばあさん若返る」第1話 2024 [テレビアニメ令和]

じいさんばあさん若返る.jpg
〔2024年/日本/月虹〕




青森県のある農村で余生を送っていた高齢夫婦の
「正蔵」と「イネ」は、ある日を境に若返った。

二人は若返りを納得すると、家族をはじめとする
周りの人たちの理解も得ながら、新婚時代には
できなかった夫婦生活を満喫するようになる。




春の新アニメ。
転生したら〇〇だった!・・・の亜流みたいなもんだろ?
朝起きたら若返ってた!ってなとこだろう。

しかし、あまりにも・・・あまりにも・・・説明なさすぎ。
若返るのはいいが、本人たちもその周り、家族、ご町内の
皆様、この異常な出来事を受け入れすぎ。

普通ならば、運動会どころではないだろう?
若返ったのをいいことに、よし!代表として
運動会に出場させよう!とはならんだろう?普通。
そーゆー細かい所は気にしてはいけないのかもだが、
説明なさすぎるのも戸惑う・・・。


本作は青森県弘前市とコラボレーションしており、
ご当地ではラッピング列車まで運行するらしい。
おらが町にもコラボアニメ、作ってほしいな。
町おこしに。




■番組出演 三木眞一郎、能登麻美子、興津和幸、宮咲あかり、
 櫻井智、三上枝織、東山奈央、てらそままさき、宮沢拓弥、
 寺島惇太さんほか。





評価 ★★☆☆☆
nise!(20) 

「戦隊大失格」第1話 2024 [テレビアニメ令和]

戦隊大失格.png
〔2024年/日本/Yostar Pictures〕




■第1話「俺たち正義さ!竜神戦隊ドラゴンキーパー!」

13年前、突如始まった怪人と
大戦隊との存亡をかけた戦い。
だがこの戦い、実は茶番劇?!

とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、
残った下っ端戦闘員ダスターズは、
大戦隊と結ばされた秘密の協定
<毎週末、地上侵攻し敗れ散る>を繰りかえす日々。

この敗け続けの人生に、やさぐれた戦闘員Dは
遂に立ち上がる!




2021年より講談社「週刊少年マガジン」誌上に
連載されている漫画作品をテレビアニメ化…
するぐらいだから、スッゲェ人気作品なのだろうな。

春アニメが次々とはじまり「戦隊」とついているので、
気になって見てみた。
なんせ本家戦隊の「爆上戦隊ブンブンジャー」が、
どうにもお口に合わなくて、第1話以来放置したまんま。

ふむふむ…本作では大戦隊と呼ばれる5色のヒーローが
悪役で、敵役のハズの戦闘員の下っ端が主役なのか。
逆転の発想というヤツだな。

で、その戦闘員デーというのが人間のフリして、
戦隊内に潜入して内部からブッ倒す!という物語か。

・・・戦隊っぽくないな。
ラストに出てきたのはチェンソーマンのマキマさん?(笑)
結論。

昭和生まれに令和作品にハマれというのはムリがある。
「戦隊」ならばもっとハッキリクッキリしたのが見たい。
今の幼児が「戦隊」の題名に魅かれて、この作品を
見た時、はたして理解でけるのだろうか・・・。





■番組出演 小林裕介、梶田大嗣、矢野優美華、中村悠一、
 井上剛、小野賢章、鳥海浩輔、M・A・O、吉野裕行、
 長江里加、和氣あず未、立木文彦、小野友樹、山下誠一郎、
 鬼頭明里、濱野大輝、黒沢ともよ、三上枝織、逢坂良太、
 清水優譲、野津山幸宏、羊宮妃那さんほか。




評価 ★☆☆☆☆
nise!(18) 

「愚行録」2017 [映画・邦画]

愚行録.jpg
〔2017年/日本/『愚行録』製作委員会〕



エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、
そして可愛い一人娘の田向一家。

絵に描いたように幸せな家族を襲った
一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。

週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に
迫ろうと取材を開始する。殺害された夫である、
田向浩樹の会社の同僚、渡辺正人。
妻・友希恵の大学同期であった宮村淳子。
その淳子の恋人であった尾形孝之。
そして、大学時代の浩樹と付き合っていた稲村恵美。

ところが、関係者たちの証言から浮かび上がって
きたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からは
かけ離れた実像、そして、証言者たち自らの
思いもよらない姿であった。

その一方で、田中も問題を抱えている。
妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ。



物語冒頭。バスの中、宝くじ当たんねぇかなぁ…。
などとボンヤリ考えている妻夫木。

背後から高齢男性の妻夫木を責める声がする。

「婆ぁに座席を譲ってやれよ!
若いモンが当たりもしねぇ宝くじに
浮かれてんじゃねぇ!」

…あ…と思ったけれど反論するのも、めんどくせぇ。
無言で立ち上がり、座席を譲る妻夫木。
二、三歩、歩み出した途端、見事にコケる…。

そうだ、妻夫木自身、足が悪く、
だから長時間立っていられず座っていたのだ。

気まずくなる無言のバス車内・・・。


う~ん・・・なんかオモシロくなりそう。
やはり、映画は開始後2分以内の「ツカミ」が大事。

しかし・・・見終えた後は・・・。
登場人物すべてが自分の利益と他人からの評価しか
気にしていないヤツらばかり。

笑顔というものが皆無。
ここまで鬱々とした作品もめずらしい。
まぁ、物語の発端が一年前に起きた一家全員、
皆殺しの迷宮入り事件の謎を追う・・・というもの
だから、うっとーしいのも仕方ない。

最終的には2時間かけて、得る所がなにもなし。
時間をかやせ的、迷作。

そんなに都合よく、登場人物のほとんどがつながる
ハズもなかろうて・・・。




■本編出演 妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、
 市川由衣、松本若菜、中村倫也、松本まりか、眞島秀和、
 濱田マリ、平田満、山下容莉枝、髙橋洋、山崎直樹、
 相馬有紀実、橘美緒、小林竜樹、植田健、はやしだみき、
 前田公輝、小松勇司、横山葵子、田野良樹、藤野大輝、
 渡辺彩恵、鯉沼トキ、梅舟惟永、酒向芳、小貫加恵さんほか。





評価 ★☆☆☆☆
nise!(20) 

「虎に翼」2024 第4話/第5話  [テレビドラマ令和]

虎に翼2.png
〔2024年/日本/NHK〕




■第4話
寅子は母・はるに女子部に願書を出したことを
言えずにいた。そうこうするうちに花江と
直道の結婚式が迫り…。

■第5話
穂高に出くわしたことで女子部出願がはるに
ばれてしまった寅子。
娘に普通の結婚を望むはるは弁護士を
目指すなど当然大反対で…。




「先生は私の話を遮らなかった」

小林薫さん演じる穂高は寅子に対して、
言いたい事があるなら言いなさい、と耳を傾けた。

女が余計なことを!女は黙っていればいい、
例えそれが正論であっても、女のクセに生意気な!
そんな時代にありながら、教授は性別が女であると
いうだけで、すべてを排除する…そんな人間では
なかった。考え方が新しいんだね。

やはり「人と人との出会い」というのは大事だ。

誰に出会うか、誰と出会えたか。

人間、一生のうちに出会える人間の数なんて、
たかがしれてる。そのうちの何人、何パーセントが、
自分の未来を、考え方を変えてくれるだろう。
そんな人間に出会えるだろうか。

旧来の(当時はそれが当たり前)考え方の象徴、
小雪の旦那演じる桂場裁判官。思えば、この人の
アタマが古かったために寅子は法律の道に進めた
のかも知れない。
虎に翼1.png
甘味処で寅子に対して、女がいくらあがこうと、
所詮、男に勝てない。泣いて逃げ出すのが
オチだろう、とボロックソにこき下ろしてると・・・。


虎に翼3.png
「おだまんなさい!」

寅子の母=石田ゆり子さん登場!

「なによエラソーに!
 あなたにウチの娘のなにがわかるって言うの」

ここ、今週一番の名場面かも知れない。
その爽快感たるや。
寅子を連れ出した母が向かった先は・・・。

「法学専門書店」

あれだけ、法律の道に進むことに反対し、
寅子に幸せな結婚をしてほしいと繰り返していた母。

その母が寅子に買い与えたのは・・・。
虎に翼4.png
六法全書。

ある意味、あれほどガンコだった母親を心変わり
させたのは桂場裁判官による「たかが女ごときが…」
という古い価値観だったのかも知れない。

寅子は桂場裁判官に感謝すべきだろうな。





■番組出演 伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、上川周作、
 森田望智、仲野太賀、松山ケンイチ、小林薫、土居志央梨、
 桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、戸塚純貴、岩田剛典、
 筒井真理子、中村育二、田中要次、高橋努、小林涼子、
 安藤輪子、塚地武雅、岡田将生、三山凌輝、平埜生成、
 田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一、永瀬矢紘、正垣湊都、
 石塚陸翔、二ノ宮陸登、藤田宏樹、藤田健彦、羽瀬川なぎ、
 尾野真千子さんほか。




評価 ★★★★☆
nise!(19)