「しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜」第6話/第7話 2024 [テレビドラマ令和]
〔2024年/日本/テレパック〕
■第6話 中学生配信荒らし編
■第7話 中学生配信荒らし編
事務所に新たな依頼。
ところが保田らの前に現れたのは中学生の西村優希。
兄を騙り自分の相談に来たようだ。
ゲーム配信者あじぇるに対し、荒らし行為をした挙句、
個人情報までさらしてしまったという。
だが、未成年が弁護士に依頼することはできない。
優希の父・和徳は息子の行為を知り、頭を抱える。
一方、加賀見は、ひょんなことから過去のトラウマを
保田に打ち明けることに…。
胡散臭い役には持って来いの俳優に成長したな!
袴田吉彦さん。またしても「不倫」ネタを劇中に
ぶち込まれてる・・・。もう、許してやれよ。
ちゅうか、アパホテルはこの人にお中元、お歳暮は
欠かしてはいけないと思う。袴田吉彦のおかげで、
「アパ不倫」というパワーワードが市民権を得たの
だから・・・。
さて、ここでも袴田吉彦さんはテキトーな弁護士を
熱演!実にテキトーな仕事っぷりで、あっさり情報開示
されてしまう。これはもう、誹謗中傷の中身が救いよう
がないため、どんなに優秀な弁護士がついたところで、
開示はまぬがれなかっただろう。
なんせ被害者はただ、ゲーム実況をしていただけで、
アチコチでよく見られる「炎上系」と呼ばれるヤツら
ではない。炎上系は視聴者を煽って煽って、観覧数を
増やすのが目的なのだから、中傷かかって来いや!
なのである、それでも調子にのってると、いきなり
向こうから情報開示します!なんて場合がある。
なので、スマホ、パソコンからの書き込みは細心の
注意が必要だ。先日の判例では、直接相手に向けて
書いたものではない、野球選手のプレイに対する
「ゴミ」というこのひと言が「名誉棄損」認定されて
しまっていた。怖ろしい・・・。
また弁護士もピンからキリまで。
袴田吉彦弁護士はクチだけは達者。
でも、素人にとって「警察」だの「弁護士」だの、
あげくには「訴えます!」なんて告げられたら焦る。
どうしていいかわからない。
そんな時、袴田吉彦弁護士のような人間が、
口先だけでも「大丈夫」「安心して」「わかります」
「おまかせください」なんて言葉を並べ立てられたら、
先生、お願いします!となっちゃう。
地獄で仏、渡りに舟なのだ。
袴田吉彦弁護士は「案件ゲット!」とガッツポーズ。
今回はたかが子ども、中学生のした事なのだけれど、
責任を問えない子どもがした事によって、親が
どれほど苦しい立場に追い込まれるかを見せてくれる。
それは金銭的だけでなく、子どものしでかした事で、
なにもしていない親が他人に対して、ひたすら謝罪、
土下座をし、その姿を子どもに見せる。
カッコ悪いのだけれど、カッコイイ親の姿を。
こんな場面を見せられたら、この子はもう二度と
軽々しく誹謗中傷したりは出来ないだろうな。
加賀見さんの父親も自分の娘を誹謗中傷から
守ろうとネットの事はわからないながらに必死だった。
2組の親子、どちらも我が子のために身を投げうった。
加賀見さんを追いこんだトラウマな過去が、
軽く流されてしまったのが残念。
もう、じっくり描いてる時間はない。次回、最終回。
■番組出演 中島健人、白石聖、橋本じゅん、片平なぎさ、
志田未来、足立梨花、笠原秀幸、 大水洋介、笠原秀幸、
本田都々花、吉田悟郎、木下瑛太、篠塚勝、八重樫修造、
堀内充治、大原千里、別紙慶一、三輪晴香、細川唯、
おぎのさな、山﨑千惠子、大鶴肥満、野村周平、
平祐奈、小手伸也、大水洋介、本田響矢、田尾きよみ、
大津慎伍、山沖純、岩永ひひお、笠田康平、大西史也、
柿沼慶典、及川いぞう、小多田直樹、キクチカンキ、
佐津川愛美、夏目乃碧、瀧七海、西尾まり、斎藤汰鷹、
勝村政信、袴田吉彦、橋本じゅん、山本圭祐、戸田昌宏、
中西優太朗、川村エミコ、中川ありさ、渡邊璃音、
赤間麻里子、加島三起也、安藤広郎、蒼井嵐樹、
安東弘樹さんほか。
評価 ★★★☆☆
2024-09-07 12:00
nise!(20)