「アンメット ある脳外科医の日記」第6話 2024 [テレビドラマ令和]
〔2024年/日本/カンテレ/MMJ〕
■第6話 あなたは記憶障害を作った
てんかん発作を起こし運び込まれた山本健太郎。
一度発作が起きると繰り返す可能性が高いため、
抗てんかん薬が処方されることに。
一方で、発作を起こしたことがない患者への
予防投与は推奨されていない抗てんかん薬を、
大迫から処方されているというミヤビ。
それを聞いた三瓶は、ミヤビの記憶障害について
ある疑惑が浮かぶ。もし、三瓶の考えが正しければ、
大迫はミヤビに重大な嘘をついていたことになるが、
信じられないミヤビ。
しかし、三瓶はある事実を見つけ静かな怒りを
燃やしていく。
その頃、抗てんかん薬を服用し始めた山本は
夜勤を減らしたいと会社に申し出るが、
特別扱いはできないと言われ仕事をしばらく
休むよう通告される。自らも後遺症を抱えながら
働くミヤビは“ある大胆な行動”に出る。
やはりこの作品、医療ドラマとしては、
完全にフィクション、夢物語という設定のほうが、
精神的によろしいかと思われる。
ミヤビに記憶障害を引き起こさせるために、
必要のない抗てんかん薬を意図的に処方する・・・。
それがバレると・・・、
「・・・それの・・・、
なにが問題なの?」
開き直るアラタ!
いや実際、大問題だろうよ。
記憶障害で苦しんでいるミヤビの症状は、
担当医によって仕組まれたものであった。
まぁ現実の医者も、必要のない薬を大量に処方し、
薬代を稼いでるような面はあるので、リアルといえば
リアルなのだろうが。
謎解きの物語としてはおもしろいけれど、
医師、病院に対する不信感が募る描写が多すぎる。
倫理的にどうなんだ。
「光を当てると影ができます、
人間は暗い所に光を当てて良いことをしたと
思ってる。新しく出来た影には気付かずに。
アンメット。満たされないという意味です」
うん。そうだな。
今回も医師連中が患者の職場にまで出向いて、
上層部に抗議して、半分脅迫するように、
職場環境の改善を要求して、めでたしめでたし、
「私たち、いいことしたね!」的に締めたが、
それで本当にすべて丸く収まったのだろうか。
そもそも、病院の医師がそこまで患者の
プライベートに立ち入って、問題解決に
導いてくれるのが、ありえないだろうに。
今回、メガネ着用でちょっとだけ、
賢さアップを醸し出す元チビ玉であった・・・。
■番組出演 杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、
山谷花純、尾崎匠海、INI、中村里帆、安井順平、野呂佳代、
千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新、
風間俊介、中村映里子、島村龍乃、湊さやか、
イワゴウサトシ、沢田優乃、渡部遼介、佐藤誠、倉金春、
ふたむら幸則、前原瑞樹、黒沢あすか、久松信美、
大内厚雄、松田航輝、中村真知子、相馬有紀実、吉田有希、
飛香まい、渡辺文香、峰岸慶、宮崎奏佑、沼田明莉、
神田青、田中貴裕、横田健介、小林アリス、三宅弘城、
大友律、飯田基祐、佐藤真弓、もりけい子、平山繁史、
比佐仁、永本歩乃果、中村彰伸、オハラカズヤ、工藤嘉誠、
なでしみさんほか。
評価 ★★☆☆☆
2024-05-21 12:00
nise!(22)