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「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 Part2」 2017 [テレビドラマ平成]

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〔2017年/日本/関西テレビ〕




光子は4年前に離婚してから、19歳の娘・聡美とは
年に1度くらいしか会っていない。
聡美から呼び出され、昔、家族で住んでいた
桃谷駅に向かうが聡美の姿がない。

そのとき、聡美から電話で「会って欲しい人がおんねん」
と言われ、“娘の結婚”を察知。
自身も19歳で結婚して失敗した光子は…。

途中、「シュークリームを落としてしまった」と
しょんぼりしている少女・美咲に、
別々に出会う光子と聡美。
この偶然が、二人の関係に変化をもたらすことに…。




大阪キー局の関西テレビが深夜に放送していた、
30分のミニドラマシリーズ「大阪環状線」。
タイトル通り、大阪の環状線にある駅をひとつずつ
テーマに取り上げ、そこを軸に物語が展開してゆく。

今回、観賞したのはシーズン2の第5話、
「酒と泪と男とわたしたち」。

もちろん目当ては小芝風花さんである事は隠しようもない。
関西出身の小芝さんは流暢でナチュラルな関西弁を駆使し、
よくドラマで聞かれる「どこの関西でんねんまんねん?」
というような妙ちくりんなイントネーションの
関西弁を冒涜したような関西弁ではない安定感よ。

このシリーズはどれも限られた人数の俳優と、
製作費に余裕がないんだろうな…と思わせるもので、
あとは俳優の魅力と「ハートカクテル」のような、
小粒でもピリリと辛い脚本が腕の見せ所なのだが、
今回は特に「桃谷駅」である必要もないような…。

まぁ、「桃谷駅」がなんらかの形で関われば良し!という、
作りなのだが。どの話数も基本、そんな感じでユルイ。

小芝風花さんが出ていなければ、見る!という行為に
出たとは言い切れないのが正直なところ。

中村ゆりさんが母親役…というのは、
ちょっと気の毒な気がしたね。




評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

nise! 11